両立しないこと

フロムの考え方は左翼寄りだが、それでも、現代人にとっては衝撃的だ。
例えば、『現代人は家庭や地域のネットワークが崩れたがゆえに居場所がなく、

支配と従属を求める』(私なりの要約)なんて今のネット社会を言い当てているような気がする。 前にも書いたが、『消費』『対価』の資本主義において「愛」は両立しないことを指摘したのもフロムだ。 『愛する』というのはナルシズム蟹 通販(自己愛)を捨てることにある。 つまり、『私が~』というものを捨てて相手の為に自分の持っているものを差し出すのだ。
差し出すと言っても金品や命ではなく、自分の中にある喜びや悲しみ、ユーモアや興味のことだ。 そうすることで相手に何かが生まれ自分に返ってくる。 このやり取りが「愛」なのだという。 ただし、言うは易く行うは難し。 相手の為に自分をさらけ出すことは、現代人にとってはかなり怖いことだ。 その為には忍耐や勇気がいる。 でも、本当の愛が広まれば世界は変わるのである。