実際に

過酷なトラウマ経験をしたり、親子関係で疎外されたりしたとしても、実際に『殺人願望・遺体損壊の興味』は滅多に生まれるものではないし、

大半は『自己否定的な抑うつ感・対人恐怖・ひきこもり・自信のなさ』といった方向での悪影響が出ることの方が多いと思います。人 を殺すことは許されない行為ですが、先天的・遺伝的な要因も含めて、そうなってしまったその人なりの原因や経緯はあるものだとも思います。人それぞれの性 格傾向や幻想の体系、内面世界の違いがあるので、僕も含めて大多数の人は『人を殺さずにはいられない衝動性』を体感的に理解することはできないですが、そ こまで人格構造がおかしくなってしまう遺伝や環境の要因が何かしらあったとは合理的に推測できると思います。
未成年者の残酷な殺人行為はショッキングなものですが、そういった異常行動や残酷行為をしてしまった加害者本人が『平穏な心理状態・幸せな人生の実感』を 持っていたとは考えられませんから、他人に危害を加えずにはいられない性格形成の要因をできるだけ明らかにして、少しでも再発を予防できる環境整備や子供 の愛し方・育て方の工夫(親の生活態度の改善もですが)ができると良いのですが。